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トルコ・イスタンブールからお届けする、ベリーダンスな毎日のあれこれ。

ベリー☆ベリー☆イスタンブール 



センセイそれ習ってません!

某フェスで某ターキッシュロマのマスターティーチャーに習った振付で、

このステップが全然わからなかったので解説してほしい

というリクエストを受けました。
あーこれはね、こうこうです、、、と解説。
WS受けてないけど、そのティーチャーとは付き合い長いので、さすがに動画チラ見で何やってるかがわかります。


ひとつめの質問は、応用。
私はこういう基礎ステップを使ったけど、この先生は、それを応用して、こうアレンジしてる、、、例えるなら、私のは普通のターン、この先生は、ターンしながら頭を回してるバリエーションターン、そんなイメージです、と解説したら、ああなるほど!すごいわかりやすい例だ、と納得してくれました。

これはもう、基礎ステップとどこが違うか、どうバリエーションしているか動画とにらめっこしてもらうしかない。あとは数多く振付をこなして身につけていくしかないですよね。
時間をかけず手っ取り早く習いたければ、プライベートレッスンへカモン!(笑)


ふたつめは、私が使わないステップでした。
過去のトルコの9拍子🇹🇷講座では解説したことがあるけれど、生粋のロマステップではないので「私は」基本的に使わない(っていうか、自分の中から出てこないんだよね)ので、振付には入ってこない。

これは盲点というか、目からウロコだった!
自分が好んで使わないからといって、教える振付に入れないと、忠実な生徒さんほど知識が限定的になる、っていうことですよね。。。入れたうえで、「このステップはこういうバックグラウンドです」って説明しないと、だめだな、と思いました。生徒さんが、お外へ行って困らないようにしてあげるっていうのも考えないといけないのね。。。

定期クラスだと、マスターティーチャーに習った振付を教える、、、という友人が「自分の振付だけやるとどうしても限定的になるから」と言っていたのですが、まさにコレだなぁと思いました。

WSでヒトの振付やるわけにいかないから、ステップは意識して取り入れよう、と思った出来事だったので、自分メモがわりに書いてみた。

さて、この秋の振付のステップをちょっといじりにいきましょうかね。。。




  1. ターキッシュ・ロマ
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ジプシー、って言ったらダメですか?

来年のロマツアーの準備に入っています。
来年もOzgenに講師をお願いしました! Ozgen、講師として素晴らしいのはもちろん、トルコ語できるから自分でなんでもやってくれるし、いろいろ気軽に手伝ってくれるし、何より大好き💕

そしてご本人ただいまアメリカツアー中なので、フライヤーを配ってもらったんです。
こちらがサンプル。
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実は今年のフライヤー、「ロマ」の代わりに「ジプシー」っていう表記をしてみたのです。
なんていうか、ロマっていう表現がまだまだ浸透していないというか、ジプシースカートとか、ジプシーフュージョンとか、やっぱりベリーダンス界でもまだまだ、「ジプシー」が主流であるのは否定できない気がするのです。

(日本はむしろ例外で、たくさんのロマ好きダンサーさん達の地道な努力で、「ロマ」という言い方が定着しているロマ先進国だと思います。)

でね、来年もう6回目となるツアー、もうちょっと裾野を広げて人数が増えるといいな〜と思って、ジプシーっていう表記にしてみたわけです。

そしたらね、クレーム来たの。

アメリカの、コアなロマダンスファンと思われる方から。
ロマの文化をレスペクトしていない!みたいな。




うん、なるほど。
そういう私も、数年前はそう言っていたと思う。

でもなんというか、、、今となっては、知り合いのロマのミュージシャンのおっちゃんやお兄さんは、

そんなことより客連れて来いや

ってニヤニヤしながら言いそうな気がするんです。(ってか、ぜったいするね)
一緒にしゃがみ込んで休憩するおばちゃん達は、「あんたそれよりタバコ持ってない?」って言いそう。
即物的というか、現実的なんです。

エディルネのフェスだってもう、派手に着飾った地元のロマの若者はほとんど、観光客からお金を稼ぎに来ているコばっかりで、シゴトとして来ているの。そしてノセないかぎり、疲れるからあんまりまじめに踊らない。
(ちなみに家族連れで来ている人達は、ちょっと距離をおいて自分達でピクニックしてます。)

お金を稼ぐよ
毎日ご飯食べるし、子どもいるし
生きていかないと。
そんで、生きていくにはどうせなら楽しくないとね、今。

っていう印象なの。
もちろん一緒に暮らしたことはないから、通りすがりの観察ですので大目にみてくださいね。

ロマは情熱の内なる想いを燃やして、、、とかさ、フラメンコとかバレエのジプシーからの連想ゲームな気がしてならないのです。私、そんな人生賭けたロマの人の踊り見たことないよ。もっと享楽的。自分が目立ちたいだけ、私を見て見て!素敵でしょ、素敵な私!ああ楽しいーーーー!!
そんな感じなんです。もっとね、生の人間っぽいの。あ、ちなみにロマって「人」っていう意味らしいです。

いろいろ本も読んだし、勉強したし、見たし、そしてその上で、ロマでもジプシーでも、どっちでもいいような気がするんです、この頃。
文化に対するレスペクトってそんな細かいことじゃないんじゃないかな、、、と思う反面、そういう細部こそ大事、という考え方ももちろんあると思います。 なので、フライヤーはロマに変えた。

ちなみに、クレームしてきた方には、「現地で続きのディスカッションしましょうね」ってお返事しました。
っていうか、どっちがロマっぽいか、ダンスバトルする気満々(笑)

数年後に、また見方が変わることもあるかな、、、と思い、メモがわりに書いておきました。
、、、っていうかブログサボりすぎ。。。5ヶ月ぶりでした!




  1. ターキッシュ・ロマ
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2018ロマフェスト

日本中のロマ好きの祭典、ロマフェストに参加してきました!
2018ロマリチェはこの6名。ロマフェスト主催の、増永さんと終演後に記念撮影。

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なんせ私がトルコ在住、メンバーの1人は上海在住、残り4人は不定期休でさらに自分のレッスンや教えや主催イベントがあったり客演があったり、、、と、

何が大変てリハのスケジュリングが一番大変

という状況でしたが、私が帰国してからの数週間での週一リハを3回で完成させる!という無茶スケジュールにメンバーが応えてくれました。

大まかなフォーメーションを決めてから、それに合わせて振付を調整。
各自が自分のポジションの立場から問題点をあげ、微調整を重ね、位置確認をし、
当日ギリギリまで調整。
全員が経験を積んだダンサーであるからこその、群舞作品。

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リハーサルがんばってこその
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華やかなステージ!

今年は、繰越で、ロマフェスト名物ターキッシュロマ4にもお声かけていただき(っていうか、出演表に名前あるよってIKUYOちゃんに教えてもらって初めて知った)、マケドニア奏者メンスールさんのダブルの生演奏でも踊らせていただきました。

順番とリズム、大まかな流れだけ決めて、当日朝に最終決定して慌ててコーディネートした衣装でいきなり本番。。。とてもロマ的(と書いて、いいかげんと読む)な即興は、はたしてお客様に楽しんでいただけたかどうか不安ですが、このいきなりな状況に冷静に対応する先輩お2人の応用力は大変勉強になりました。IKUYOちゃんの、瞬時のアレンジ力と対応力にはいつも脱帽!

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勉強になる、といえば、他の先生達の出品も、スタイルに限らず フォーメーションや振付構成など、毎年大変勉強になっています。

私は、バックダンサーが欲しいのではなくてトループをやりたいので、基本的にロマリチェは全メンバー同列扱いの構成と振付でやっています。

ただ今回、4-5人の構成ならそれでいいけれど、人数が多い場合には、先生を見たくて探そうとすると目が泳いで疲れる。。。ということに気づきました。グループとして馴染んだ衣装で先生が真ん中でわかりやすく、お客様が群舞フォーメーションも楽しみつつ、すぐにメインダンサーに目線を戻せるというのもいいものだなぁと思いました。 FaRidaゆみちゃんのところが秀逸だった!!

メインのセルビアの民族舞踊団は、当然といえば当然ですが、あらゆるものがカンペキに揃っていて、もうすごいの一言。ゆっくり見たかったー全部見たかったーー!!
いつの日か、トルコ民族舞踊団が来日の年には、出場辞退して客席で見ようと密かに心に決めております。

ロマを踊る私達には、大晦日の紅白歌合戦的な、ロマフェスト。
さて、新しい一年を迎えた気分で、まだまだ続く2018春場所、がんばっていきたいと思います!






  1. ターキッシュ・ロマ
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「ロマらしく」ってなんだろう

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ある生徒さんに「もっとロマらしく踊れるようになりたい」と言われて、ふと考えました。

ロマらしい、ってなんだろう

WSの紹介に「よりロマっぽく」とか自分で書いてるくせに今更ナニ言うてるねん‼️ってつっこまれそうですが、あらためてそう言われてみると、ものすごく主観的な表現だなぁ、と。

テクニック的には、いろいろあります。例えば、

①9拍子リズムがしっかりとれてる
②骨盤を上下させる独特な動きがステップに自然に入る
③シミーやアンジュレーションみたいなベリーっぽい動きをしない などなど

でもね、、、ここ数年でロマ音楽自体がずいぶん変化し、今やDJ打ち込み系がメインだし、それにともなってダンスもヒップホップぽかったりバチャータもどきだったり、必ずしも②が事実ではないし、若いピチピチギャル(って死語?笑)は、ミニスカワンピにハイヒールでくねくね踊ってます。

そしたらもはや、9拍子がしっかりとれている、という原則に則ってさえいれば、なんでもいいの?
それをガイジンが踊ったら、フュージョンになっちゃわない??


♫♫♫♫♫


でもね、当たり前といえば当たり前ですが

ホンモノっぽいって褒めるのは、ガイジンだけなんだよね。

ロマの人は、ねーさん上手いねーとしか言わない。もちろん、その上手いの中に「それっぽい」って言うのも込みだとは思いますが、その「それっぽい」は、結局のところ、「細かいテクニックの積み重ね」じゃないかと最近思うのです。

(余談ですが、ロマの人に本当に踊り上手と思われると、踊る場所を譲ってくれて観客の輪ができてケータイで動画撮られるよ 笑)


♫♫♫♫♫


私のロマダンス友達に、ドイツ在住でロシアンジプシーを踊るYukoさんという方がいらっしゃって、いろいろ相談したり愚痴を聞いてもらったりしているのですが、ロマっぽいって何だろう、って問いかけたところ、彼女のお師匠さんの名言をシェアしてくれました。

『ロマじゃない人がロマのようには踊れないんだから、ロマじゃない人たちは最初から正しい知識を学ぶのが一番大事。そうしたら自分の個性と相まったロマダンスが生まれる。』
さすがのお師匠様!

ステージ用にショーアップしていない限り、本来のターキッシュロマダンスって、本当はごくシンプルなステップだけで構成されているのです。それに、耳慣れた音楽と聞き慣れた歌詞にあわせれ身振り手振りをのせて表現するわけで、よーーく知っている曲ばかりだからこそ、余裕が生まれて、そこに自分らしさが滲み出てくる。

多分、ロマらしく踊ろう!とかステージ映えしよう!とかリキむと、逆に離れていくところ。

何年前かな、エディルネのロマ祭りで、遠くのステージで地元の舞踊団の人達がパフォーマンスしているんだけど、人混みすぎて見えなくてつまんないので、外れで勝手に踊ってたら、ロマのおばーちゃんに、「あ、アンタの踊りの方がいいわ。見てるから踊っておくれよ」って言われたことがあるんだけど、そういうことなのよ。

ロマダンスは、即興が最強

なので、もっとロマらしく踊りたい、という彼女への回答は、だったら即興で素敵に踊れるようになりましょう!、、、なんだと思います。
そして、「群舞をロマらしく踊る/振り付ける」というのは、とても自己矛盾に満ちた課題のような気がします。
ただ最近、群舞振付と、ソロ即興は、ベツモノとして割り切ってもいいように思えるのです。
例えば、本来はソロの即興であったベリーダンスが普通に群舞として踊られるように。
あるいは、トルコの民族舞踊団が踊るロマダンスが、カルシラマとのフュージョンであるように。
今思うと、私の師匠でさえ、自分が即興で踊る時と、教える用振付では、スタイルも見せ方も違ったのです。
逆に言うとそれだけ、本来のロマダンスは群舞になりにくいんだろうなぁ。。。

、、、と言葉だけでは伝えきれないように思うので、次回WSでは、限りなく即興に近い振付をやることにしました。
去年ステージ向け振付を2つやったので、それとの違いを体感してもらえたら、私が言いたいことがちょっとは伝わるかな。

と、言うことで
ロマは1日にしてならず。
Mちゃんの名言w

  1. ターキッシュ・ロマ
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ベリーダンスとトルコ人

アシスタントをしていたオリエンタルのクラスですが、、、


終わってしまった。


もうねー、コレ、トルコでのベリーダンスクラスのいつものパターンなんです。

トルコ人だから、生まれつきベリーダンスが踊れると思っている

すぐに上達すると信じてレッスンはじめる

思っていたより難しい。自主練しないとムリなんだけど、それはしない

思っているように上手く踊れないから、だんだん嫌になる

レッスンに来なくなる

欠席者が増えてクラスが成立しなくなる。

過去10年、何度コレを経験したことか、、、 若い人が多くて踊りも難しいフラメンコ教室のクラスですら、途中棄権が多くて、最後には先生にまで見捨てられ、残った3人で自分達で仕上げて発表会に出たしょっぱい思い出が(笑)今回も、年末パーティで記念に踊ってそれで終了となりました。

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私も前々日=ドバイから帰ってきた日に、「人数少ないから出て!」
と駆り出されて無理矢理でた、の図。


で、その割には、パーティのダンスタイムでは我先に踊り出し、しかも結構上手いんです、コレが。
「振付を覚える」という行為がニガテなんでしょうか??? でもフラメンコもでしたし、ギリシャ舞踊もきっちり覚えてるのになぁ。。。


日本人が、盆踊りはわざわざ習いには行かないけどなんとなく子供の頃からやるので踊れるようになり、だからと言っていざ日本舞踊を習いに行ったら細かいところが難しくてお手上げ

たぶん、そんなイメージでしょうか。
よく「中近東では誰もがベリーダンスを踊ります」と言われますが、このゆる〜い「盆踊り」と、先週ドバイで習った踊りを同じ「ベリーダンス」という言葉でくくるのは私にはとても違和感があるのです。そして本人達も、自分達が踊ってるものを「ベリーダンス」とは認識していないのも事実。どうやら、シミーとかアンジュレーションとか、自分達の思いつきで好きに踊るスタイルには出てこない動きが「ベリーダンス」の定義のようです。

あと、アレです、トルコ人って「外国から来たものはちょっと高級なもの」イメージがまだあるよね。。。それも根底にあるような気がする。

🌸🌸🌸

さてこの 有閑倶楽部 舞踊団、今年のHidrellezにエディルネで青空ステージへの出演を狙っていまして、冗談だと思っていたら本気のようで、来週からロマクラスが始まるそうです。

5/5はロマツアーでエディルネにはいるけど、引率で行ってるから予定わかりません(踊る人カウントしないでね)って、先に先生にはお伝えしてあるのですが、

200%ぐらいの確率で駆り出される覚悟でおります。



  1. レッスン/WS 雑感
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SHOW & WS ごあんない


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プロフィール

Yoko

Author:Yoko
Yoko of Istanbulだったり、
クラリチェ洋子だったりもします。
踊ったり、書いたり、たくらんだり、毎日意外と忙しい。

【著書】

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