トルコ・イスタンブールからお届けする、ベリーダンスな毎日のあれこれ。

ベリー☆ベリー☆イスタンブール 

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2014年3月イスラエル・パレスチナ・ヨルダン旅行 その3

さて2日目、、、めざすはベツレヘム。
ベツレヘムって言ってもキリスト教に詳しい方でなければソレドコ?ですよね? イエス・キリストの生まれた所、、、クリスマス時期に、飼い葉桶に寝かされたイェス様を、マリア様とヨセフ様、そして天使や3人の博士が見守る絵を、見たことありませんか? ほらこういうやつ。。。

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ガイドブックによると、イェルサレムからバスで1時間程度だそうなので、日帰り小旅行にぴったり!せっかくなので足を伸ばして行ってみよう、ということになったのですが、なんとこのベツレヘム、パレスチナ自治区にあるそうで、、、

それはますます行って見なくっちゃ!!

、、、ということになりましたが、はて、パレスチナ自治区って、そんなに簡単に行けるんだろうか。。。

ハイ、簡単に行けちゃいました。
ちなみに、あたりまえですが、同じパレスチナ自治区でもガザ地区へは行けません。こちら側はイェルサレムに近いこともあり、治安は悪くないようです。今はどんな状況なんだろうか、、、


中長距離用バスターミナルで、ベツレヘム行きのバスを教えてもらい、数百円程度の切符を運転手さんから買ってバスに乗り込みます。 乗客は、アラブ系やイスラム教徒系と思われる人(顔つきとか、スカーフ被ってるとかから推測)、若い学生さん風の女性と、あとは観光客っぽい人達。

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出発から30分ほどして、イスラエルからパレスチナ自治区に行く検問はあっけないほど簡単で、軍の役人さんが形ばかりバスに乗り込んできて、ぐるっと見回しただけで、おしまい。

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これはイスラエルに戻るときに盗撮しました、、、

この検問所を過ぎたあたりから、看板がアラビア語になり、建物の雰囲気も、ちょっと寂れたアラブの国の感じになってきます。

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いよいよベツレヘム到着。
まるで参道のように道の両側に軒を連ねるお土産物屋さんにところどころで道を聞きながら(聞かなくても、店番のおじさんたちが、あっちあっちと指差してくれる)、生誕教会へ到着。

教会の地下の、まさにこの場所でイエス様がお生まれになりましたという場所へ、、、

、、、って、なぜ、洞窟?!

馬小屋は?!藁葺き屋根の馬小屋じゃないの?!

なんでも、当時は自然の地形を活かし、洞窟を馬小屋にしていたそうです。 理論的にはわかります、、、トルコのカッパドキアの遺跡もそう言われてみればそうなのです、洞窟の中、夏は涼しく冬は暖かいのよね。だけど、幼稚園に飾ってあった、でもってルーブル美術館とかにも正々堂々飾ってるあの藁葺き屋根の絵は、みんなの思い込みの産物だったとは、、、 びっくり。びっくりっていうか、世界規模で思い込み、あるいは刷り込みって、あるんですねぇ。。。

そしてびっくりといえば、教会の周りがあまりにもアラブっぽくて、驚きました。名産品のオリーブの木で掘られた聖母子像を売っているお土産物屋さんの店番はみんなアラビアンなお兄さん達で、ラジオからはハビ〜ビ〜♪って繰り返すアラビアンポップスが聞こえ、名物料理はやっぱりコレ。

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まぎれもなく、ここはアラブの世界。
政治がどう土地に線引きをしても、文化や習慣というものに、線を引くことはできないのだということを感じました。ああでも、1つの国に複数の民族や宗教が共存している国はあるのだから、異文化=独立をという論理にはならないか、、、

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これね、聖水盤(だったと思う)といって、キリスト教教会の入口にあり、聖水が注いであってこれにちょっとさわってから十字を切り、身を清めてからお祈りをするためにあるのですが、よぉく見てください。下にアラビア語で何か書いてある。
アラビア語が読めるキリスト教徒用っていうことですよね。こういうの、なんかいいなと思ったので記念にパチリ。なんて書いてあるのか、知りたいところですが。。。(誰かアラビア語読めません?)

この聖水盤のあった、マリア様が幼子イェス様の授乳の際にこぼれた乳であたりが白く染まったといわれる、白い大理石のミルクグロット教会、女性らしくて素敵な教会でした。

教会もいくつか見たし、参道のおみやげ物屋さんは興味ないし(だってグランドバザールのほうが安いよ?)、歩き回って疲れたので、滞在時間4-5時間程度で帰ることに。。。

そして帰りのパレスチナ自治区からイスラエルに入国する検問所での出来事。
バスが停まり、周りの乗客がどっと降りる中、え?降りるの?と降りようとしたら、スカーフの若い女性にこう言われました。

「あなたたちは、いいのよ」

外国人は、バスの中に検査官が来てするっとパスポートを確認しておしまい。 現地の人は、バスから降りて、検問所に並んで検認。。。

なんか、へんじゃない? 逆、じゃないの?
彼女の、「あなたたちは、いいのよ」という言葉が、なんだかとても寂しく響きました。


イェルサレムとパレスチナ自治区ベツレヘム、まさに大人の社会科見学でした。ひとつ言えることは、国はどうであれ、そこで暮らす人々は、ふつうの人達なんだということ。


翌日からは、一転してリゾート旅行、死海でプカプカです!




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2014年3月 イスラエル・パレスチナ・ヨルダン旅行記その2

国際空港のあるテルアビブからエルサレムまでは、タクシーで1時間程度で到着です。短期滞在の観光に便利なように、旧市街とパレスチナ自治区ベツレヘム行きのバス・ターミナルに徒歩で行かれるホテルを予約したので、ホテル到着後に荷物を置いたら、さっそく旧市街観光へ!

旧市街はまさに、民族と宗教の坩堝。
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の史跡が、数キロ四方の距離に密集しています。もちろん地図はそうなっているのですが、予想以上の密集感。グランドバザールの中にアヤソフィアやブルーモスクもごちゃっと入っているような、、、と言ったらイメージ伝わるでしょうか?

まずは、イエス・キリストが息絶えたと言われる聖墳墓協会へ。 道に迷い、教会の鐘の音をたよりに歩いて行ったら、着きました。

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教会の中には、さまざまな民族の観光客が。イスラム教系とおぼしき人達は、ふぅん、という感じで見て回っています。キリスト教徒と思われる人々が、イエス・キリストがまさにそこで息絶えたとされる石壇にひざまずき、口づけ、額を寄せて真摯に祈る姿は、特定の宗教を信仰しない私の心にも響きました。

実はアタクシ、キリスト教系の学校の出身でして、、、一通りの知識があり、お祈りといくつかの聖歌は今でもすらすら言えます。キリスト教の最期についても、教義あるいは知識として知っていましたが、実際にここが十字架を背負って歩いた道、ここでつまずき、また起き上がり、最期にはここにたどり着いて亡くなった、、、というその場を目にしてみると、「物語」が「史実」に感じられるぐらいの現実感がありました。
百聞は一見にしかず、、、とはまさにこのこと。

さて次は、屋外式グランドバザールのような、お土産物屋さんが並び複雑に入り組んだ通路を通って、ダビデの城壁へ。これはちょっと、入場料をとるわりには、、、な史跡でした。なんか映画のセットみたい。。。

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そろそろ日暮れが近づいて来ているので、急いで嘆きの壁へ。ここはユダヤ教の聖地。
男女別に仕切られた区画で、ここでも体を揺すりながら、熱心に祈るユダヤ教徒の姿が。

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写真中央付近に、男女を仕切る壁があります。

旧市街のはずれに、イスラム教の第三聖地と言われるモスクもあるのですが、早朝からの移動と喧騒にちょっと疲れていたので、スルタンの「こんなとこまで来てモスク見なくてもよくない?」という誘惑の言葉に負け(笑)、イェルサレム観光は以上で終了。

熱心に祈る人々の真摯な姿に、無断でレンズを向けるのはふさわしくないように感じてあんまり写真なくて。。。ただ、聖地で祈る人々の姿は、特定の宗教を信仰しない私も、心打たれました。

こんな狭い地域でも、おしあいへしあい、それぞれの宗教がおりあいをつけて存在しているのに、これが国家レベルになるとできなくなるのは、なんでだろう。宗教と政治のやりきれない矛盾をつきつけられる社会科見学の1日でした。

テーマ : イスラエル    ジャンル : 海外情報
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2014年3月 イスラエル・パレスチナ・ヨルダン旅行記その1

今年の3月、イスラエルに行ってきました。
ニュースを見ていてブログに書きそびれていたのを思い出し、いまさらですが、自分の記録も兼ねて旅行記です。

イスタンブルからイスラエルの国際空港のあるテルアビブまで、2時間半というあっという間の距離です。まさに、近くて遠い国、という感じですね。。。

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7泊8日の行程は、
初日:テルアビブからイェルサレムに直行、イェルサレム観光
2日目:パレスチナ自治区内のベツレヘム観光
3日目:バスで死海に移動
4日目:死海でプカプカ
5日目:バスでイスラエル最南端、紅海リゾート・エイラットへ移動
6日目:ヨルダン国境を越えて、ぺトラ遺跡へ(日帰)
7日目:リゾートでのんびり
8日目:エイラットから国内線でテルアビブへ、そのまま国際線に乗り継いでイスタンブルへ

Israel-Map.gif

まずは到着初日。
あっという間にテルアビブの国際空港についたものの、聞き及んでいたとおり、イミグレ通過までが長い!日本パスポートはスムーズに通れるはずで、私はスムーズにスタンプをもらえたのですが、仕事で中近東各国のスタンプだのビザだのがベタベタの夫は、あわや別室か?!と思うほど時間がかかりました。最終的には通してもらえましたが、、、 冷や汗ものでした。(そしてこの冷や汗は、この後も各検問所で続くのです)

テルアビブからイェルサレムまでは、タクシーで。なにせ未知の国なので、安全優先です。街の様子がよくわからないのでちょっと緊張、、、するまでもなく、大丈夫そうな感じ。

車窓からはこんな風景が。
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ユダヤ地区。通行人がほぼユダヤ服。

イスラエルって、ほとんどがこんなユダヤ地区なのかと(勝手に)思いきや、一部の地域だけで、残りは見慣れた(?)中近東の雰囲気。

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旧市街のアラブ地区

、、、ね、ここなんか、イスタンブル旧市街の裏通りにそっくり。あれあたし昨日もここにいたっけ、、、?と錯覚を覚えました。匂いも、中近東。あの、スパイスと羊肉を焼く匂い、シーシャの匂い、、、そして、ラジオから流れてくる音楽は、ウム・カルスーム(エジプトの美空ひばり)。 目をつぶっていたら、ここはエジプト、、、?

イスラエルって、中近東なんだ?!

なんか勝手に、そこだけユダヤ人の西欧世界が広がっているものと思い込んでいたので、カルチャーショックでした。
イスラエルではベリーダンスが非常にさかんなのですが、それもそのはず、こんなに中近東なんじゃ、身近なはずだわ。食事だって、ケバブだの鶏の丸焼きだの、お馴染みのものばかり。コシャリは見かけませんでしたが、ターメイヤとか、エジプトよりおいしい♪ ホテルの朝食も、まるでトルコのホテルみたい。。。

大きな違いは、街中にたくさんの兵隊さんを見かけること。

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むき出しのライフル銃を背負って、ベーグル買ってたお兄さん。

こういうお兄さん、お姉さんが、普通に道を歩いているんです。非番?出勤前?国民皆兵制だそうなので、軍服にショットガン吊るしたお姉さん達が談笑している風景は、あたりまえなんでしょうが、私はびっくり。

そしてこのびっくりは、この後もいろいろと続きます。

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プロフィール

Yoko

Author:Yoko
Yoko of Istanbulだったり、
クラリチェ洋子だったりもします。
踊ったり、書いたり、たくらんだり、毎日意外と忙しい。

【著書】

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