トルコ・イスタンブールからお届けする、ベリーダンスな毎日のあれこれ。

ベリー☆ベリー☆イスタンブール 



Mystical Bellydance 1日WS

Monikaというインド系アメリカ人の先生の1日WSに参加してきました。Monikaは、ヨガ、タントラ、ベリーダンスを融合した彼女独自のスタイル「Mystical Bellydance]を、タイやインドを中心に、米国やカナダでもワークショップを中心に教えているそうです。

さてこのMystical Bellydance、、、直訳すると「神秘のベリーダンス」ですが、、、
実はあたし、ベリーダンスと「神性」を結びつけるのが、ちょっとニガテです。 スピリチュアルなものが嫌いなわけではなくて、むしろ占いとか、シンクロニシティとか、「人智を超えた崇高な存在」(特定の神様とかじゃなくて)を信じていないわけではないのですが、イスラム文化圏でベリーダンスをやってるせいかなぁ、、、ベリーダンスに、「神聖な」とか「女神の」といった形容詞がつくのに、どうしても違和感あるいはタブー感を感じてしまいます。

でもその違和感は、イメージの上での違和感で、実際に「体感」したうえでの感想ではないんですよね。。。
、、、ということで、「食わず嫌い」の殻を破ってみようかと思い、参加してみました。


WSは、ガラタの金角湾を見下ろす素敵なアパートのサロンで、トルコ人はもちろん、カナダ人の旅行者やイスタンブール在住の外人達など、年齢も人種も多彩な女性ばかり12人。 ダンスの経歴もさまざま。

到着するとMonikaの笑顔で迎えられ、色とりどりのビンディやラメで、一人ひとりを飾ってくれました。
インドのお香が焚かれ、海の風が気持ちよく、インディアン・フュージョンの音楽が流れて、、、最初はちょっと緊張気味だった参加者も、だんだんと打ち解け、夏の一日を、女子だけのゆったりした空間で遊ぶ、、、そんな雰囲気でした。

内容としては、ベリーダンスのWS、というよりも、タントラの思想を、ベリーダンスを通じで紹介する、、、と言う感じでしょうか。 例えば、向かい合って、手と手を重ね、相手の目を見詰め合って、右目と左目が語ることの違いを感じる、、、とか、ペアになって、相手が音楽を感じるままに踊るのを真似して、心を同調させる、、、とか。 音楽がね、ベタな中東音楽ではなくアンビエント系だったせいか、意外と違和感なく、「踊る」ことができました。あくまでも、ベリーダンスではなくて、音を聴いて動きたいままに動く、、、そんな感じですが。


自分自身とてもリラックスした感じだったのですが、やっぱりそれが「ベリーダンス」かと言われると、やっぱり違和感を感じる、、、なので、思い切ってランチの休憩時間に、Monikaに聞いてみることにしました。

「中近東で生まれて育ったベリーダンスと、ヨガやタントラの思想を結びつけることに、違和感を覚えるんですけど、Monikaはどういうふうに考えているんですか?」

そうしたら、彼女はこういう風に答えてくれました。
「自分自身がずっとベリーダンスをしていて、次第に自分の体に滞るエネルギーを感じ、次第に踊りたい気持ちが萎えてしまった。それを、タントラの思想や秘儀で開放することによって、スムーズに踊れるようになった。自分はインド系なので、そういう解釈をするのが一番自分に自然だったので、それが自分のスタイルになった」

彼女のスタイルについて、たった1日のWSを受けただけであれこれ書くのは失礼なのかもしれませんが、、、彼女の解釈では、シミーで大地から吸い上げたエネルギーや、ベリーの動きによってそこに生じるエネルギーを、身体上方のチャクラから放出していく、、、乱暴に大まかに言うと、そんな感じでしょうか。

確かに、夜のレッスンの後、家に帰ってすぐに寝ようとすると、なんとなく熱が体に篭って寝つきが悪いことがありますよね、、、 なので、なんとなく彼女が言っていること、わかるような。。。(わかんないような。。。)

なんていうのでしょう、、、例えば、西洋式(?笑)だったら、「手を高く上に上げて指先までキチンと伸ばして」というところを、彼女の感性で「指先から天に向かってエネルギーを戻すように」と表現する、、、「観客に一番アピールできる美しいポジションで」が「自分の中の女神を引き出すように」になる、、、

自分の中に、一番すぅっと入ってくる、表現あるいは解釈。 その違いだけ。
その時に、スピリチュアルな表現があったほうが自分の表現(あるいは開放)がラクな人と、それがこそばゆく感じる人の違い、、、なのかな? それを女神と表現するか、「自分の女くささ」と感じるかは、やはり個人の感性なのかと思います。 むしろ彼女のスタイルは、タントラの女性性の解放の概念が基本なので、ベリーダンスの女性であることの嬉びの表現、、、という根本には近いのかもしれません。



表面的に振付をなぞるだけでなく、観客の心を動かすようなダンスに一歩でも近づくためにはどうしたらいいか、自分でどうしたいか、、、そんなことを問われたような気がしたWSでした。
  1. ひとりごと
  2. / trackback:0
  3. / comment:4

Monikaさん

  1. 2010/08/17(火) 13:55:47 |
  2. URL |
  3. Kuniko
  4. [ 編集 ]
お久しぶりです。私も日本で4月にモニカさんのWSを受けましたよ!世界中を回っているのですね~。たびいさんの考え、とても新鮮でした。私は振付けに飽きてきた頃にスピリチュアル的な考えに出会って、ますますベリーにのめり込んでしまった感じです。(信じやすいのかも・・)
今は、振付けメイン(エジプシャン)とデバダシ(スピ系?)と両方通っているので、お互いのメリット/デメリットも見えるし、良いとこ取りで楽しんでいます♪

No title

  1. 2010/08/17(火) 21:23:16 |
  2. URL |
  3. Umi
  4. [ 編集 ]
たびぃちゃんのレポートを読んで、、、
へぇ~、あの瞑想はそういう意味だったんだ!とか
今頃気づいた私、、、。
英語が得意ではないけどとりあえずfeelで参加。
でも意外とお話も多くってもっと理解したかったーーー!
今度会ったときまたお話聞かせてね!

私も内側を解放することでスムーズそして心地よく踊れることからベリーを通して自分の内側を見つめるようになりました。
踊りはいつも外側ではなく自分の内側を見つめる機会を
なんらかの形で提供してくれる。
やめられません、、、。笑

そしてたびぃちゃんと組んだとき、
第2チャクラのときかな?!
たびいちゃんが私の前で自由に踊っているのを見て
ほんとに自然で力が全く入ってない感じで美しかったよ。
振り付けを踊っているたびぃちゃんよりも
数倍自然で魅き込まれた~。
素質あるんじゃない???

Re: Monikaさん

  1. 2010/08/17(火) 22:13:26 |
  2. URL |
  3. Kuniちゃんへ♪
  4. [ 編集 ]
そっか~4月に受けたんだ~。日本は3日間コースだったんでしょ? どんなことやったんだろう、こんどお話聞かせてね。

いえいえ、勝手な解釈なので、Monikaがち・が・う~!!って言うかもですが(笑)、私はそういうふうに納得しました。 表現は違うけれど、自分のインナーボイスにどういうふうに耳を傾け、それをどう表現するか、、、そんな感じなのかなと。 でも、相変わらず「天の声を聞いて、、、」っていうのは、ムリ(笑)

私も、オリエンタルの基本テクニックやコンビネーション、振付は、自分が表現したいものを相手に上手に(そして見た目美しく)いつかは即興で、、、伝えられるようになるためにこそ、積み重ねていくものと思っています。。。 それにしても、勝手に自由に踊るのも気持ちいいから、Kuniちゃんが二股(笑)かけてるのもわかる気がするわ。。

Re: No title

  1. 2010/08/17(火) 22:22:46 |
  2. URL |
  3. Umiちゃんへ♪
  4. [ 編集 ]
あらやだ、あたしのオリエンタルそんなにひどい?(爆)

MonikaがWSで使っていた曲、オリエンタルじゃなかったじゃない?
だからすんなり自由に踊れたのかも、、、
あたしもUmiちゃんのダンスを見て(普段はオリエンタルしか見たことなかったから)、ああこのヒトはこういうダンスを踊るひとなんだ~って感心しました。とても素敵だった。。。だから、周りのみんなもUmiちゃんに声かけてたんだろうね~☆

そうそう、WSはタントラの思想のお話が多くて、はたして周りのトルコ人のみなさんはどのくらい分っているのかしら、、、とちょっと思いました。Monika、容赦なく喋ってたからね~
あれを日本語に訳されたらちょっとハズカシイかもだけど、中途半端に理解するのもどうかなぁ、、、という内容でした。チャクラの話のとこは、Umiちゃん好きそうだった。今度会ったときにまたしよーね。

ところであなた、ヒトの第二チャクラ、無断で開けませんでした?!(爆)
Umiちゃんに手をかざされて、予定よりずいぶん早くに来るものが着てしまいましたわよっ!!!
、、、今度、予定をずらしたいときには、Umiちゃんにお願いしようっと(爆)

 管理者にだけ表示を許可する
 

SHOW & WS ごあんない


20150112170807a34.jpg

プロフィール

Yoko

Author:Yoko
Yoko of Istanbulだったり、
クラリチェ洋子だったりもします。
踊ったり、書いたり、たくらんだり、毎日意外と忙しい。

【著書】

FC2カウンター

« 2017 06  »
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -