トルコ・イスタンブールからお届けする、ベリーダンスな毎日のあれこれ。

ベリー☆ベリー☆イスタンブール 



2012 HIDRELLEZ  今年はEdirne その3

さて、夜中の12時過ぎにベッドに入り、うとうとしたかしないかで、、、


朝4時起床
たたきおこされた


ツアーリーダーと相部屋だったので強制参加でしたが、そうでなければ面倒くさくなって行かなかったかも。。。 実際、参加者はツアーの半分ぐらいの人数でしたが、行ってよかったです! なかなかできない体験でしたよ。


ロビー集合は4時45分、参加者は全員寝ぼけ眼にすっぴんのまま、バスへ、、、行く先は昨日も行った昼間の会場です。到着してみると、まだ夜明け前なのにすでにすごい人。
どうやら、夜のコンサートから流れてきて、そのままここで夜明かししている人たちもたくさんいるみたい。

みんなぞろぞろと、川へ向かいます。。。

P1030566.jpg
元旦の初詣みたいな光景


川では、紙にお願いごとを書いて流すのがメインイベント。
HIDRELLEZにしたお願い事は、必ず叶えてもらえるという言い伝えが、、、

、、、なんだけど、紙も鉛筆も持ってこなかった私達、、、
踊ることしか頭にない?!

たまたま側にいた親切なおばさまが、メモ帳と鉛筆を貸してくださったので、ありがたくお借りして、お願いごとを川へ流しました。

橋の下では、果敢にも川に飛び込む若者達が!
もっとみんな水に入るのかと思っていたら(ガンジス川の沐浴みたいに)、みんな遠巻きに見ている感じ。そりゃそうです、初夏のお祭りとはいえ、ジャケットが必要なぐらい寒いものー☆

early morning
夜が明けていく、、、 Photo by Debby


広場では、相変わらず、ダブルとズルナの音楽に合わせて、ダンスが続いています。
TVや新聞の取材も来ていて、やっぱりめずらしパンダなあたしたちは格好のターゲット。翌日の新聞に、「イスタンブルのアフルカプのお祭りが中止となり、エディルネが中心となった今年のフドゥレレスのお祭りには、わざわざ日本からの旅行者も来ていて、ダブルやズルナの音に合わせて腰を振りながら楽しんでいました」ってレポートが出ているのを発見。

そうこうするうちに夜が明けきると、地元の人達も川辺まで下りて水をすくって顔をぬぐったり、ビニール袋やペットボトルに水を汲んだりしはじめました。
さすがに川辺まで下りていくのは躊躇していたら、これまた親切なおばさまが、汲んできたお水を分けてくださいました。顔を拭うようにって、、、 しかも、3回拭うのがやり方だそうです。



お願いごとしたし、お清めしたし、朝っぱらから踊ったし、さてそろそろホテルへ戻りましょうか、、、という頃になって、事件発生! ツアーメンバーの中で、いかにも元ヒッピーなおばちゃまが、


あたし、川に入るっ!


と言い張り、敢行。 心配したツアーリーダーは、あたしにカメラと携帯を渡すとあわてて追いかけていき、途中で知り合ったロマのお姉さんたちも、心配して追いかけてくれました。

i have to do this

このロマのお姉さん達、先日も書きましたが、このお騒がせおばさんが川から上がってきて着替えるのも助けてくれて、その後もなんとなく一緒に歩いたり、楽団に出くわしたら一緒に踊ったり、踊りを教えてくれたり、お祭りを一緒に楽しみました。

お礼がしたいな、、、と思ったのですが、あちこちでチップを強請る(今はじめて感じで「ねだる」ってこう書くって知った。「ゆする」と同じ?!)人達と一緒にしたくない、、、そして、あちらも一緒にされたくないと思っているのを感じたので、連れの小さい女の子に、あたしがしていたオヤのスカーフをあげることに。ありがとうの気持ちは、なんとなく現金で伝えるのは、、、ね。
その気持ちが通じたみたいで、目があってにっこり。


実はこのお姉さんとの早朝の出会い、ちょっとワケアリ。
あたしが友人とおしゃべりしていて、ついチンゲネ(ロマの蔑称)という言葉を使ってしまい、それを耳にした彼女がくるっと振りかえり、


「おねえさん。チンゲネって言わないで。あたしたち、悲しくなるから」


とまっすぐな澄んだ目で見つめられて言われました。

しまった、と思いました。蔑称であることはもちろん知っていたのですが、ロマの歌詞にはチンゲネという言葉が使われていたりするのと、イスタンブルではみんな平気で使うのと、あとやっぱり外国語という甘えもあるのかな、、、つい、口から出てしまったので、そんな自分がすごく恥ずかしかった。
外国語というのは、どこか当事者意識を薄くするところがあります、、、気をつけよう。というか、このお姉さんとの出会いがあったので、もう口から出ないと思う。

最後には記念写真を撮って、また来年!という約束をしてお別れしました。
記念写真を撮ったので、それを頼りにエディルネまで訪ねてみようか、、、なんとなく、本当にもう一度会えそうな気がする。トルコでは、日本だと考えられないようなマジカルなことが起きたりするからね☆


夜が明けきって太陽が輝き始める頃、みなぞろぞろと家路へ戻ります。

going home
手にしているのは、「HIDRELLEZに行ってきました」というお印に家に飾る木の枝だそうです Photo by Karin

私達も、出発前にホテルで朝食をとるために戻り、ゆっくり朝ごはんを食べてから、家路へ。
帰りのバスの中は、みんなぐったり、、、のはずが、初めての経験ばかりで興奮さめやらぬかつての女子高生達はあいかわらず大騒ぎ。。。イスタンブルのホテルへ到着し、名残惜しみながらの解散でした。


そして。
まだ終わらない、あたしのロマ祭り。

そのまま、ロマのレッスンへ行ってきた!


レッスンまでの待ち時間を友人と一緒に時間をつぶし、荷物抱えたままレッスンへ。レッスン着持ってこなかったので、ひらひらスカートです(さすがに髪に花はやめといた)。アップがわりにいつも即興の時間があるのですが、そこでいきなり踊りまくり、先生とレッスン仲間をあきれ驚かせましたとさ。

お祭り気分をまだ引きずっているので、ノリまくり。ロマって、踊ると周りが関係なくなるのよね。。。 先生も、ロマの人達が踊るのに混じって見たり踊ったりするのが重要、と常々おっしゃっていますが、今回の旅行では本当にそれを感じました。なんだろう、身体から湧き上がる感じを感じるのです。。。

実戦、、、もとい実践経験を積むために、翌週はFatihで行われた世界ロマ・デーを受けてのコンサートにも行ってきました。野外特設ステージのコンサートだったのですが、周りの人があたしたち(4人で行った)のために場所を空けてくれ、地元のロマの人達が一緒に踊りたがってくれるのが、面白い~☆ やばいこれ、クセになりそう。ガイジンでよかったよ☆☆☆


ちょっとロマにはまりすぎて、オリエンタルどーでもええ、、、な気分がまだ抜けないのですが、そういう時に限って6月にいくつかステージがあるので、今あわてて振付復習したり曲編集したりしているところです。

今度は、初のデュオなんです。しかもイシスウィングに挑戦ーー!!!
そのお話は次回に続きます。

テーマ : ベリーダンス    ジャンル : 学問・文化・芸術
  1. 旅行記☆トルコ国内
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No title

  1. 2012/05/25(金) 18:36:33 |
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  3. [ 編集 ]
一連の記事楽しく拝見しました。  盛り上がってますなー。 楽しそう!


かがり火を飛んでいるお兄さんが思いっきり飛んでいて驚きましたv-12

小さいほうでも、私真似したら転んで火の中に突っ込みそうですわ (爆)。

地元の、「そこら辺から来てみました」的な子供やおばちゃん達の踊りが自然で上手い、というのは、実際に見ておりませんがよーく分かるような気がします。 全然力の入っていない、自然な踊り。 本場の空気を感じで育ったきた人達には叶わないので、とても羨ましいです。

面倒見の良いロマの方達のエピソードも素敵でした。

でも四時起床って。。。 お疲れ様でした!
 

Re: No title

  1. 2012/05/28(月) 09:54:37 |
  2. URL |
  3. 鯨さんへ♪
  4. [ 編集 ]
いやほんとに疲れましたがw、とても楽しかったし、いい経験でした。
異文化モノは「本場で経験するのは大事だ」と言われますが、今回の経験は、イスタンブルでほぼ観光化したフェスティバルとはまた違った経験でした。

ほんとにね、盆踊りの、あらタイコの音が聞こえてきたからちょっと行ってみるかいな的に着の身着のままのおばちゃんも、お祭りの晴れ着風のおじょーさんがたもたくさんいて、もちろん観光客も多かったのですが、みんないい具合に混ざって楽しんでましたよ☆

最近ロマ中心生活なので、今矯正中です、、、、

いいな~

  1. 2012/05/30(水) 17:28:28 |
  2. URL |
  3. ikuyo
  4. [ 編集 ]
私が行った去年は雨で寒かったので、あまり人が居なかった。
観光客もそれほど居なかったよ。

おととしは、気候も良くって、盛大に盛り上がっていたなあ!
そこらじゅうで、タイコとズルナが聞こえてきて、
ロマの子達は、盛り上がってる方、なんか面白いことになっている方へと移動していくのが、印象的だった。うまい例えが出てこないけどまるで密に群がる蝶がのように。
おいしいほうへ移動していくの。
なので、踊れる日本人女子グループの周りにはいつも人だかり。

家族できていた10才くらいの女の子がしばらく一緒におどってくれてて、めっちゃかわいかったなあ。また会える?って言われたら涙でそうだったよ。

また行きたいな、観光客増えて欲しくないなあ~。
たびいさんとも一緒に行きたいな~。

Re: いいな~

  1. 2012/06/06(水) 06:59:09 |
  2. URL |
  3. ikuyoさんへ♪
  4. [ 編集 ]
お返事が遅くなりまして失礼しました!

あの時期って、ビミョーに暑かったり寒かったり、季節の変わり目特有の安定しない天気ですものね、、、 今年もショボショボ降っていましたが、比較的暖ったので、お祭り気分満載でしたよん。

あはは、自分たちが観光客なのに、観光客増えて欲しくないって、、、わかるわーーー!w
というか、観光客増えてもいいけど、お祭り自体が「観光化」しないで、地元民が楽しんでるのに混ぜてもらう、的な感じがいいなー

個人的には、ikuyoさんとはウズベキスタンに行きたいです。いつか。

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SHOW & WS ごあんない


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プロフィール

Yoko

Author:Yoko
Yoko of Istanbulだったり、
クラリチェ洋子だったりもします。
踊ったり、書いたり、たくらんだり、毎日意外と忙しい。

【著書】

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