2013.03/18 [Mon]
エディルネ ロマ・ツアーの下見に♪

春です!ロマの季節です!
(ウソです、ごく個人的に「春はロマ」、なだけですから)
あと1カ月少しとなった5月のフドゥレレスのお祭り@エディルネに参加するツアーの下見に、ドライブと遠足がてら行ってきました。
昨年は十数人だったのですが、今年は40名と大所帯。しかも、
「エディルネでもレッスンしよう」とか、
「エディルネ名物レバーの揚げ物も食べねば」とか、
「ロマのお宅訪問」とか、
内容もグレードアップしているので、いろいろと打ち合わせや予約が必要。
イスタンブルからびゅんと車で2時間、途中で休憩エリアのチェックもして(40人もいたらぜったいトイレ休憩必要よね)、エディルネに到着です。
宿泊ホテルのマネージャさんがとても親身な方で、エディルネのゴッド・ファーザーを紹介してくれました。で、この方の携帯電話から、ありとあらゆるコネとツテが、出てくるわ出てくるわ、、、
フドゥレレスのお祭りは、街の中心から少し離れたスタジアムの周辺で行われるのですが、まずはその会場へ。

ロマのおじさんたちが練習?娯楽?で野外演奏していたのを、ゴッドファーザーが呼んできてくださいました。ダンスのツアーなんです、、、ということで、ご挨拶代わりにちょっと踊る。ロマ社会では「踊れる」っていうのはリスペクト高い。名刺がわりです。これ以降、「このおねえさんは日本人だけど、オマエよりダンス上手いぞ、わはは」っていうのがゴッドファーザーのお気に入りのジョークになりました。
さて、場所を移動して、ロマのお宅へ。 なんせ、大所帯でお邪魔するので、それなりにおおきなお宅でないとムリ。ロマのコミュニティでは、結婚式だのパーティーだのをお庭や広場でやるのはごく普通、、、ということで、大きなお庭のあるお宅をご紹介していただきました。

お祭り当日、メイン会場のにぎわいをひとしきり楽しんだあと、こちらのお宅にお邪魔して、飲めや歌えや踊れやのパーティーです。 たぶん、道路とかにまではみ出して、音楽や人声に誘われてお祭り帰りのご近所さんも立ち寄ってくれるはず。
楽しみすぎるーーー!!!
その後は、他にもいくつか手配があったので、ゴッドファーザーのご紹介であちこち行きながら、ついでにエディルネ観光案内までしていただきました。エディルネは、オスマン帝国の旧首都だっただけあり、歴史遺産やエピソードが豊富。こじんまりとしていて、素敵な街です。(かなり本気で住みたい)

川のほとりのレストランでランチです。
このゴッドファーザー、本当にいろいろとご紹介くださったのに、「エディルネのためにやってるんだ。ここは、フドゥレレスとオイルレスリングが観光の目玉だからな」だって。かっこよすぎる。エディルネにお父さんができたよ。
この後は、レッスンをするスタジオの下見や、楽団との打ち合わせ(ゴッドファーザーが、「バイオリンとクラリネットは誰を呼べるんだ。そこは妥協なしだぞ」と、エディルネの名手をご紹介くださることに)を済ませ、ホテルで最終打ち合わせをしてから、後ろ髪をひかれながらイスタンブルへと帰路につきました。
直前にRakkas Istanbulベリーダンスフェスティバルがあって、浮かれてる場合じゃありませんが、フェス早く終わってエディルネ行きたいーーー!!!
、、、のは山々ですが、フェスでもいろいろやることあるので、これから1か月ちょっと、大忙しになりそうな予感です。
!!
とても楽しみなツアーになりそうですね!
手配をいろいろとありがとうございます。
40人!!! きいてびっくりしました。
モスクの裏手の博物館も気になっています。