トルコ・イスタンブールからお届けする、ベリーダンスな毎日のあれこれ。

ベリー☆ベリー☆イスタンブール 



2013 HIDRELLEZ ~ ロマン・ダンスのたどった道~

Rakkas Istanbul クロージング・ガーラで乾杯~の翌朝から、いよいよ待ちに待ったHIDRELLEZロマ・ツアーがはじまりました。

Hıdrellezフドゥレレズとは、夏の到来を祝うトルコのお祭り。イスラム教以前からの土着の風習で、伝統的にはイスラム教徒が少なかったロマ民族を中心に伝えられてきたお祝いなので、ロマの音楽やダンスが中心となります。詳しくは昨年のフドゥレレズの記事(コチラ)に書いたので、よろしければこちらも併せてお読みください。

さて、2013年は、メイン講師にアメリカからArtemis Mourat(アルテミス・ムラット)をお招きし、常連講師Reyhan Tuzsuz(レイハン・トゥズスズ)も含め合計8時間のレッスン、そしてエディルネの観光もしてお祭りも楽しんで2泊、と充実の内容になりました。


【ワークショップ】

アルテミスとと言えばアメリカでは「ターキッシュの大御所」として知られた存在。特にジルの名手として有名です。

、、、と聞いてはいたものの、実演は見たことなかったのですが、ラッカスのクロージング・ガーラで、なんと、

ジル・ソロ

をやってくださいました。すごい、すごすぎる、初めて見たよ、あんなの!!! ジルといえば、小道具ぐらいの位置付けと思っていたのですが、彼女のパフォーマンスは、ジルを「演奏」しながら踊るというもの。すごい、ベリーダンサーって、楽器奏者いなくても音楽なくても一人でパフォーマンスが成立するんだ!!!と、かなり目からウロコでした。

、、、で、そのアルテミスには、ロマ・ツアーなのにちゃっかりジルのクラスも入れていただきまして、いろんな演奏パターンを教えていただきました。

s-P1080461.jpg
鏡のあるスタジオはやっぱりレッスン受けやすいよね♪

アルテミスのロマは、「アメリカにおけるターキッシュ・ロマ」という印象。ターキッシュ・スタイルが海を渡り、アメリカのシアターやキャバレエで踊られていくにつれ、洗練され変化していったんだ、、、という時代と地域の流れの見本のようなダンス。次のクラスでのレイハンの生ロマな踊りと比較して体感することができるようにデザインした思惑的中でニンマリ。

ロマ振付のクラスもあったのですが、振付はオリエンタルの衣装を着ていても踊れそうな、洗練されていて軽い印象。土着トルコ風のコンビネーション(笑)をいくつか取り入れて、自分用にアレンジしてみたいなと思っています。

余談ですがこの「自分用アレンジ」、オリエンタルだと「あんたそりゃ振付師の著作権侵害じゃ」と思うのですが、なんかロマだとアリな気がしちゃうんです。それは多分、自分の先生が徹底的に「音にあっていて、かつ、自分に似合うかどうかを考えろ」という指導方針だからなのかもしれません。

もっと余談ですが、今回のフェスでのパフォーマンスの振付も、もともとは男性ステップが中心の振付なのですが、私は自分のキャラを考えてずいぶん女性っぽく倒して踊ったんです。(そしたら、影像を見たスルタンの感想が「なんか酒場のトウの立った悪い姐さんっぽい」だったので、あながち失敗じゃなかったかも笑)

でも、クラスメート達はまったく同じ振付なのに、元気な少女っぽかったり、楽しいおばちゃん風だったり、全然違う雰囲気で踊るの。その違いがすごく個性的で、おもしろい! ロマのダンスの面白さはこういうところにあるんじゃないかなぁと思います。


、、、話が逸れすぎたので、ここで休憩。
エディルネ行きに続きます。



テーマ : ベリーダンス    ジャンル : 学問・文化・芸術
  1. ターキッシュ・ロマ
  2. / trackback:0
  3. / comment:4

No title

  1. 2013/05/21(火) 18:12:14 |
  2. URL |
  3. Azul
  4. [ 編集 ]
Artemisさん、「アメリカにそんな方がいらっしゃるんだ~?」と、
ググってみたら・・・もろ、同じ市で、おまけに、車で7分の所!

Youtubeで映像捜してみたんですけど、黒髪(かつらかな?)で、
でも彼女のサイトには、金髪系の写真が。
Youtubeでは、ジル使った踊りで、トライバルフェスでのものだったようです。すごい迫力ですよね。。。

今度、WS受けてみようかな~。でも本物のロマを知りたいんだったら、やっぱりトルコで、かな。いつかロマツアーにも出てみたい!

P.S 日本に一時帰国してました。(まだ荷解き終わってない)
アイラン、見かけなかったです、残念!
でも、トルコをテーマにしたいい番組、やってたし、今月号だったかのFigaroもイスタンが特集されてました。
今、日本でトルコ流行っているんですかね。


Re: No title

  1. 2013/05/22(水) 14:32:52 |
  2. URL |
  3. Azulさんへ♪
  4. [ 編集 ]
ねぇねぇ、Azulさんって、私が誰かについて書くと、必ずその先生と何かしら縁がありません?! すごく不思議!!!

、、はさておき、Artieは本当に素敵な方なので、ぜひチャンスがあったらクラスに行ってみてください。人生のセンパイとして、ほんと、チャーミングな方ですよ!
ロマは、確かにターキッシュ・ロマはトルコかもですが、ロシアとか東欧バルカンとか、別のロマのダンスもあり、そういう広い間口としてはアメリカのほうが情報が多いのかもしれませんね。。。
ロマ・ツアー、ぜひいつか参加してください、きっと楽しいとおもいます!

No title

  1. 2013/05/24(金) 00:28:07 |
  2. URL |
  3. Azul
  4. [ 編集 ]
そうなんですよね・・・
そもそもですね、たびぃさんのブログは、私のベリーライフのバイブルでして、たびぃさんが褒めてるWSに出てたのかな・・・と
思い起こしてみると、「出る→後でたびぃさんが絶賛してる記事を読む」という順序だったかもしれません。
この前の、Zoeは、たびぃさんに背中押された感じで。でもタイミングよすぎだったし・・・。

まあ、超有名ダンサーさん達のWSだから、そんな事よくあるのかも・・と思っていた、、いた、のですが!

今回のArtemisばかりは、心の底からびっくらしましたよ。
だって、ニューヨークとか、ロスとかサンフランシスコとか、そんな大都市からならいざしらず、こんなマイナーな街から、トルコのロマツアーの講師、&当然たびぃさんとも何日も過ごされたんですよね・・・とっても、不思議。

丁度夏に、年に一回しかない、5日連続のターキッシュオリエンタルとロマダンスのWSが地元であるみたいで、、、こんなにタイミングよくあっていいの?ってくらい、ちょっとどきどきしてます。

これは、「行け?」ってことですか?ベリーの神様。。

Re: No title

  1. 2013/05/25(土) 15:29:17 |
  2. URL |
  3. Azulさんへ♪
  4. [ 編集 ]
そうそう、なんか「ちょうど行こうかどうしようか迷ってたとこなんです!」っていうコメントが多いような。

そのインテンシブ、Artieいわくかなり中身の濃いものみたいなので、家からそんなにそばで都合がつくならぜひ!ジルの達人をめざしてください!!

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SHOW & WS ごあんない


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プロフィール

Yoko

Author:Yoko
Yoko of Istanbulだったり、
クラリチェ洋子だったりもします。
踊ったり、書いたり、たくらんだり、毎日意外と忙しい。

【著書】

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